
自分の人生を最適化して生きることを考えるときに、死の床にある人達の後悔の念が役に立つことがあります。人生を振り返った時に何を後悔するかは人それぞれですが、多くの人の話を聞くと共通のパターンがあるそうです。
最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」です。他人の望む人生ではなく、自分の心の赴くままに夢を追い求めればよかった。と。。
自分の心の声に耳を傾けず、誰かに用意された人生を生きていると、人生の最後に大きな後悔を抱くかもしれません。
2番目に多かったのは「働きすぎなければよかった」です。
仕事優先の人生を生きてきたことを深く後悔する人が多く、働きすぎを後悔しても、一生懸命子育てしたことを後悔した人はいなかったそうです。人生を振り返った時に、オフィスで長時間を過ごさなかったことを後悔する人などいないのです。
多くの人は、働きすぎた結果、子供やパートナーと一緒に時間を過ごせなかったことを後悔していたのです。
人は終わりを意識するとその時間を最大限に活用しようとする意欲が高まります。
明確な寿命は誰にもわかりません。ただ、いつまでもこの時間がずっと続くと思っていると、いつかやろうと思っていたことを先延ばしにしてしまい、結局しなかったということになりかねません。
そのような後悔をしないためにも、経験してみたいこと、チャレンジしてみたいことを明確にして、それをいつやると計画を立ててみる。
すると、何歳までに、何をやるということが明確になり、今優先すべきことは何なのか?お金を稼ぐことなのか、時間を捻出して何かを学ぶことなのか、誰かと一緒に過ごすことなのか、、がわかってきます。
(参考本)
「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」