
お金とは生命エネルギーです。今までのお話で、楽しく、人生の目的に資するものだけにお金を使うという考え方に変わっていると思います。
次にやるべきことは、お金があなたのために働いてくれる、ということを考えることです。
ステップ1〜7を実践することで、あなたのお金とのかかわり方は根本から変わりました。ステップ5で、ウオールチャートを作成しました。支出が減少し、収入ラインが上昇すれば、貯蓄の部分が増えていると思います。
この貯蓄の部分を「資本」と捉えます。資本とはお金を生み出すお金のことです。
資本から得る収入は、雇われ仕事で得る収入とは意味合いが違います。あなたが出勤しなくても、クライアントに製品を納入しなくても、月の販売目標を達成しなくても入ってくる収入です。
毎月、資本の総額に次の公式を当てはめて、弾き出された数字をウォールチャートに記録します。
資本×現在の長期金利(*1) ÷ 12 カ月=月の投資
(*1)お金か人生かの本では、長期国債の金利、もしくは譲渡性預金を使うと記載され、計算の例の金利が4%として紹介されています。
ここでは、FIREするために4%で運用し、リタイア後4%分資本を崩して生活することが色々な本で紹介されているので、4%で計算します。
参考として本からウォールチャートを引用します。
単純に言うと、ウォールチャート上の投資収入のラインが支出のラインを突き抜けたとき、あなたは経済的自立の領域に足を踏み入れることになります。
(参考本)