
前回からの続きです。
あなたの個性を映し出す支出カテゴリーを明らかにしていきます。この作業をすることで、お金を稼ぐために投じた時間と引き換えに何を手に入れたか、が映し出されるはずです。
・食料
食料に関して、どのようなカテゴリーを設けるか。
例えば、家族だけでとる食事と、友人や親せきを招いて取る食事。つまり「自分たちだけ」と「ゲスト」です。
または、「外食」というカテゴリーを設ける方がいい場合もあります。その「外食」も、常に外食の場合は、「疲れて自炊できない場合」や「特別な場合」と分解できます。
食料というカテゴリーに一括りにまとめるのではなく、あなたの実際の行動を反映したサブカテゴリーを設ければ、あらゆる独自の支出パターンが浮かび上がります。
・住居
住居のカテゴリーには、住宅ローンや家賃、サブカテゴリーには水道光熱費、住宅ローン控除が含まれ、もし、旅行者に部屋を貸して収入があった場合は、その収入も記録します。
・衣服
衣服という大まかなカテゴリーではなく、例えば、仕事にきていく服、普段着、遊び用等適切な区分をつけましょう。靴フェチの方は、どのような目的で靴を買っているかをカテゴリーに分けると、どのような靴が多いかがわかります。
・移動
車、公共交通機関、レンタカー等分けてみましょう。移動費が高いと思ったら、住む場所を間違えているか等検討することもできます。
・通信費
固定電話、携帯電話、機器等に分けることができます。また、仕事や自分の趣味等どのような目的で使っているのかでサブカテゴリを設けることができます。
・娯楽
ストリーミングサービス、ゲーム、子供のためのパーティ、アウトドア等があります。
・医療費
健康(ビタミン剤、ジムの会員、健康診断など自分の健康を維持するために使うお金)、医療保険、薬(処方箋、一般の薬)などです。
・収入
日々の生活で入ってくるお金もすべて記録します。収入に関してもサブカテゴリーを設けたほうがいい場合は、設けてください。
様々な支出をカテゴリ分けしてみたら、もう一度見てみましょう。さらにカテゴリーを区分したほうがわかりやすいものはないですか?
例えば、仕事関連の支出を区別することも重要です。移動のカテゴリーで、車を使っている場合、同じ車を使っていても仕事で使う時と趣味で使う場合と、距離に応じてそれぞれのカテゴリーにわけてみましょう。
・足し合わせ、残高計算をする
支出、収入をそれぞれ足し合わせ、自分の財布や口座にある残高を確認し、その月の残高を確認します。
「お金か人生か」に参考になる表があるのでこちらで紹介します。
いかかでしょう?自分が何に関してお金を使っているか、自分の行動パターンや、あれ?こんなものに沢山つかっているんだと色々気づきがあったのではないでしょうか?
(参考本)